“晴着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はれぎ94.4%
よそいき5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二度とは着ないと思われる——そして実際着なかった——晴着はれぎを着て座を立った母上は内外の母親の眼の前でさめざめと泣き崩れた。
小さき者へ (新字新仮名) / 有島武郎(著)
三が日の晴着はれぎすそ踏み開きてせ来たりし小間使いが、「御用?」と手をつかえて、「なんをうろうろしとっか、はよ玄関に行きなさい」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
私は自分の長身によく似合った晴着よそいきを二着も持っています。この下宿の近くに、コペンハーゲンで評判の好い、腕の確かな服屋があります。
聖アンデルセン (新字新仮名) / 小山清(著)