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よそいき
ふりがな文庫
“よそいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
他所行
60.0%
他行衣
10.0%
外出着
10.0%
晴着
10.0%
晴衣
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他所行
(逆引き)
旦那
(
だんな
)
が
役所
(
やくしよ
)
へ
通
(
かよ
)
ふ
靴
(
くつ
)
の
尖
(
さき
)
は
輝
(
かゞや
)
いて
居
(
ゐ
)
るけれども、
細君
(
さいくん
)
の
他所行
(
よそいき
)
の
穿物
(
はきもの
)
は、むさくるしいほど
泥塗
(
どろまみ
)
れであるが、
惟
(
おも
)
ふに
玄關番
(
げんくわんばん
)
の
學僕
(
がくぼく
)
が、
悲憤
(
ひふん
)
慷慨
(
かうがい
)
の
士
(
し
)
で、
女
(
をんな
)
の
足
(
あし
)
につけるものを
打棄
(
うつちや
)
つて
置
(
お
)
くのであらう。
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
よそいき(他所行)の例文をもっと
(6作品)
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他行衣
(逆引き)
葉子は
地味
(
じみ
)
な
他行衣
(
よそいき
)
に
寝衣
(
ねまき
)
を着かえて二階を降りた。朝食は食べる気がなかった。妹たちの顔を見るのも気づまりだった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
よそいき(他行衣)の例文をもっと
(1作品)
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外出着
(逆引き)
着たままの、
外出着
(
よそいき
)
も、すっかり
皺
(
しわ
)
だらけになってしまっているが、膝のあたりに水いろの湯巻がこぼれて、ふくらかな
股
(
もも
)
が、ちょっとあらわれて、じきに隠されてしまった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
よそいき(外出着)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
晴着
(逆引き)
私は自分の長身によく似合った
晴着
(
よそいき
)
を二着も持っています。この下宿の近くに、コペンハーゲンで評判の好い、腕の確かな服屋があります。
聖アンデルセン
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
よそいき(晴着)の例文をもっと
(1作品)
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晴衣
(逆引き)
一枚も持たず……
晴衣
(
よそいき
)
に着る物でも、帯でも、
箪笥
(
たんす
)
でも、皆なこゝへ来てから自分で丹精した物ばかりなんですよ……まあ、御主人様の御蔭で、斯うして人様が
被入
(
いらし
)
つて下すつても恥しくない迄に
死の床
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よそいき(晴衣)の例文をもっと
(1作品)
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