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『死の床』
ふりがな文庫
『
死の床
(
しのとこ
)
』
「柿田さん、なんでもかんでも貴方に被入しつて頂くやうに、私が行つて院長さんに御願ひして来て進げる——左様言つて、引受けて来たんですよ。」 流行の服装をした女の裁縫師が、あの私立病院の応接間で、日頃好きな看護婦の手を執らないばかりにして言つた …
著者
島崎藤村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文章世界」1912(明治45)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
おつしや
)
笑
(
ゑみ
)
不可
(
いけない
)
被入
(
いらつ
)
空
(
あ
)
真実
(
ほんたう
)
六
(
むづ
)
進
(
あ
)
少婦
(
をんな
)
見透
(
みとほ
)
復
(
かへ
)
奈様
(
どんな
)
奈何
(
どう
)
彼様
(
あゝ
)
彼
(
あ
)
左様
(
さう
)
捉
(
つかま
)
晴衣
(
よそいき
)
被入
(
いらし
)
力
(
りき
)
擡
(
もちあ
)
猶更
(
なほさら
)
拭
(
ぬぐ
)
折角
(
せつかく
)
極
(
きま
)
直
(
すぐ
)
最早
(
もう
)
斯様
(
こん
)
容体
(
ようたい
)
襷掛
(
たすきがけ
)
先刻
(
さつき
)
一寸
(
ちよつと
)
箪笥
(
たんす
)
糊
(
のり
)
色艶
(
いろつや
)
被入
(
いら
)
覗
(
のぞ
)
貴方
(
あなた
)
贔負
(
ひいき
)
身体
(
からだ
)
階下
(
した
)
櫛巻
(
くしまき
)
楼階
(
はしごだん
)
難有
(
ありがた
)
呆
(
あき
)
他
(
ほか
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
余程
(
よほど
)
側
(
そば
)
傍
(
そば
)
内儀
(
かみ
)
参上
(
あが
)
可
(
い
)
吾家
(
うち
)
柿田
(
かきた
)
宜敷
(
よろしく
)
家
(
うち
)
家作
(
かさく
)
容体
(
ようだい
)
微
(
かす
)
揉
(
も
)
擡
(
もた
)
最早
(
もはや
)
枕許
(
まくらもと
)
枕頭
(
まくらもと
)