“晴衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はれぎ91.7%
はれごろも4.2%
よそいき4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫の姿はその間にまじり、次第に遠ざかりゆきて、おりおり人の肩のすきまに見ゆる、きょうの晴衣はれぎの水いろのみぞ名残りなりける。
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
一枚も持たず……晴衣よそいきに着る物でも、帯でも、箪笥たんすでも、皆なこゝへ来てから自分で丹精した物ばかりなんですよ……まあ、御主人様の御蔭で、斯うして人様が被入いらしつて下すつても恥しくない迄に
死の床 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)