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晴間
ふりがな文庫
“晴間”の読み方と例文
読み方
割合
はれま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はれま
(逆引き)
ほのぼのと夜が明け離れてから四時間ばかり
経
(
たっ
)
た。烏は畦の並木に止まって悲しそうな声で鳴いている。ちょうど雪の
晴間
(
はれま
)
であった。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雨
(
あめ
)
の
晴間
(
はれま
)
には
門野
(
かどの
)
を連れて散歩を一二度した。然し
宅
(
うち
)
からは
使
(
つかひ
)
も
手紙
(
てがみ
)
も
来
(
こ
)
なかつた。代助は
絶壁
(
ぜつぺき
)
の途中で休息する時間の長過ぎるのに
安
(
やす
)
からずなつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
海は益々荒れていた。厚い層雲がひくく全天を蔽い、ただ水平線の近くだけが晴れていた。その
晴間
(
はれま
)
は、薄紫を帯びて青く光り、冷くて透明な感じに見えた。
ツンドラへの旅
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
晴間(はれま)の例文をもっと
(11作品)
見る
晴
常用漢字
小2
部首:⽇
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“晴”で始まる語句
晴
晴々
晴衣
晴天
晴着
晴朗
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梅雨晴間
“晴間”のふりがなが多い著者
作者不詳
高浜虚子
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泉鏡太郎
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泉鏡花
夏目漱石
与謝野晶子
中谷宇吉郎