“晴天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいてん75.0%
はれ18.8%
てんき6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
低い声であったが、これは実に晴天せいてん霹靂へきれきだ。一郎も二郎も、余りに意外な明智の言葉に、あっけにとられて、暫くは口も利けなかった。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
雪は五寸許りしか無かつたが、晴天はれ続きの、塵一片ひとひら浮ばぬ透明の空から、色なき風がヒユウと吹いて、吸ふ息毎に鼻の穴がつまる。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
明日あしたもお晴天てんきのようですわね。」と彼女は云った。
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)