“日本晴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっぽんばれ50.0%
にほんばれ16.7%
につぽんば16.7%
につぽんばれ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霜ははれに伴う。霜の十一月は、日本晴にっぽんばれの明るい明るい月である。富士は真白。武蔵野の空は高く、たゝけばカン/\しそうな、碧瑠璃へきるりになる。朝日夕日が美しい。月や星がえる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今や工場こうじょう煤烟ばいえんと電車の響とに日本晴にほんばれの空にもとんびヒョロヒョロの声まれに、雨あがりのふけた夜に月は出ても蜀魂ほととぎすはもうかなくなった。
へえ誠に有難ありがたぞんじます……へえゝうも日本晴につぽんばれがしたやうだてえのは、旦那だんなさま此事このことでございませう、本当に有難ありがたいことで。近「まア芽出度めでたかつた。梅「旦那だんな々々/\これはなんでげす。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「はゝあ、これはまた結構けつこうなお天氣てんきで、日本晴につぽんばれふのでござる。」
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)