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啼
ふりがな文庫
“啼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
96.4%
なく
1.2%
なき
0.9%
ない
0.5%
てい
0.2%
なか
0.2%
は
0.2%
ナ
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
食用蛙がやかましく
啼
(
な
)
きたててゐる。ビンロウや、ビルマネムの植込みのなかへ自動車を置いて、一行はホテルの部屋へ案内された。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
啼(な)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なく
(逆引き)
樵夫
(
きこり
)
はこれをしらず、今日の
生業
(
かせぎ
)
はこれにてたれり、いざや
焼飯
(
やきめし
)
にせんとて打より見れば一
粒
(
つぶ
)
ものこさず、
烏
(
からす
)
どもは
樹上
(
きのうへ
)
にありて
啼
(
なく
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
啼(なく)の例文をもっと
(5作品)
見る
なき
(逆引き)
ブリキを引っかくような音! ……お父さまが
宮内
(
くない
)
省からいただいた、あの愛想のいい、『
孔雀氏
(
ムッシュウ・ド・パン
)
』の
啼
(
なき
)
声のことなのです。(ほんとうに、失敬ね!)
キャラコさん:08 月光曲
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
啼(なき)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ない
(逆引き)
鶯や片足あげて
啼
(
ない
)
て見る 桃若
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
啼(ない)の例文をもっと
(2作品)
見る
てい
(逆引き)
哀悼
(
あいとう
)
愁傷、号泣慟哭、一
枝
(
し
)
の花に涙を
灑
(
そそ
)
ぎ、一
縷
(
る
)
の香に
魂
(
こん
)
を招く、これ必ずしも先人に奉ずるの道にあらざるべし。五尺の男子、空しく児女の
啼
(
てい
)
を
為
(
な
)
すとも、父の霊
豈
(
あに
)
懌
(
よろこ
)
び給わんや。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
啼(てい)の例文をもっと
(1作品)
見る
なか
(逆引き)
畠
(
はた
)
うつや鳥さへ
啼
(
なか
)
ぬ
山蔭
(
やまかげ
)
に
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
啼(なか)の例文をもっと
(1作品)
見る
は
(逆引き)
啄木鳥
(
きつつき
)
が
椋
(
むく
)
の木をつついている。
四十雀
(
しじゅうから
)
が枝をくぐっている。閑古鳥が木の股で
啼
(
は
)
いている。そうして池には蛙がいる。おはぐろとんぼが舞っている。
畳まれた町
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
啼(は)の例文をもっと
(1作品)
見る
ナ
(逆引き)
佐保川の水を
堰
(
セ
)
き入れた庭の池には、
遣
(
ヤ
)
り水伝ひに、川千鳥の
啼
(
ナ
)
く日すら、続くやうになつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
啼(ナ)の例文をもっと
(1作品)
見る
啼
漢検1級
部首:⼝
12画
“啼”を含む語句
啼声
啼音
啼止
夜啼
笹啼
啼聲
啼立
烏啼天駆
啼泣
夜啼石
啼出
小啼
高啼
鴉啼
宵啼
鼠啼
鶯子啼
来啼
水鶏啼
欠伸啼
...
“啼”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
紫式部
島崎藤村
柳田国男
谷崎潤一郎
徳田秋声
北原白秋
永井荷風
正岡子規