トップ
>
山蔭
ふりがな文庫
“山蔭”の読み方と例文
読み方
割合
やまかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまかげ
(逆引き)
それは本土との交通がほとんどなく、少数の貧しい漁夫たちが、所々の寂しい
山蔭
(
やまかげ
)
に住んでるような、暗く
荒寥
(
こうりょう
)
とした
島嶼
(
とうしょ
)
であった。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
雪枝
(
ゆきえ
)
が
路
(
みち
)
を
分
(
わ
)
け、
巌
(
いは
)
を
伝
(
つた
)
ひ、
流
(
ながれ
)
を
渉
(
わた
)
り、
梢
(
こずゑ
)
を
攀
(
よ
)
ぢ、
桂
(
かつら
)
を
這
(
は
)
つて、
此処
(
こゝ
)
に
辿
(
たど
)
り
着
(
つ
)
いた
山蔭
(
やまかげ
)
に、はじめて
見
(
み
)
たのは
此
(
こ
)
の
桜
(
さくら
)
で。……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
草のかおりがする。雨と空気と新鮮な嵐と、
山蔭
(
やまかげ
)
は
咽
(
むせ
)
ぶばかりの
松脂
(
まつやに
)
のにおいである。
駛
(
はし
)
る、駛る、新世界の大きな昆虫。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
山蔭(やまかげ)の例文をもっと
(20作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
検索の候補
遠山蔭
柹蔭山房
“山蔭”のふりがなが多い著者
山東京山
泉鏡太郎
紫式部
中島敦
吉川英治
中里介山
北原白秋
泉鏡花
楠山正雄
萩原朔太郎