“雪枝”の読み方と例文
読み方割合
ゆきえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言(い)ひかけて、左右(さいう)を見(み)る、と野(の)と濠(ほり)と草(くさ)ばかりでは無(な)く、黙(だま)つて打傾(うちかたむ)いて老爺(ぢゞい)が居(ゐ)た。其(それ)を、……雪枝(ゆきえ)は確(たしか)め得(え)た面色(おもゝち)であつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
庸三にいやな予感を与えたのは、清川の年上の愛人雪枝(ゆきえ)の家(うち)で催された、年暮のお浚(さら)いの納会の時であった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
『お浦(うら)、お浦(うら)。』と言(い)つたが、返事(へんじ)を為(し)ない。雪枝(ゆきえ)最(も)うきよろ/\し出(だ)した、其(それ)で二足三足(ふたあしみあし)づゝ、前後左右(ぜんごさいう)を、ばた/\と行(い)つたり、来(き)たり……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)