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雪洞
ふりがな文庫
“雪洞”の読み方と例文
読み方
割合
ぼんぼり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんぼり
(逆引き)
雪洞
(
ぼんぼり
)
を取って
静
(
しずか
)
に退座す。夫人
長煙管
(
ながぎせる
)
を取って、
払
(
はた
)
く音に、図書板敷にて一度
留
(
とど
)
まり、直ちに
階子
(
はしご
)
の口にて、
燈
(
ともしび
)
を下に、壇に隠る。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
此隙
(
このひま
)
に私は母と談判を始めて、今晩一晩泊めて遣ってと、
雪洞
(
ぼんぼり
)
を持った手に
振垂
(
ぶらさが
)
る。母は
一寸
(
ちょっと
)
渋ったが、もう斯うなっては仕方がない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
このごろは
堤
(
どて
)
に桜を植え付けて、行灯をかけたり、
雪洞
(
ぼんぼり
)
をつけたりして、新小金井などという一つの名所になってしまいました。
半七捕物帳:44 むらさき鯉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
雪洞(ぼんぼり)の例文をもっと
(86作品)
見る
“雪洞”の意味
《名詞》
雪洞(せつどう、せっとう、ぼんぼり)
(せつどう)積雪がある時期の登山で露営のために積もった雪を掘りつくった横穴。
(せっとう)框に白い紙をはり、風炉におおいを被せ助炭に使用するもの。
(ぼんぼり)照明器具の一つ。「ぼんぼり」を参照。
(出典:Wiktionary)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“雪洞”で始まる語句
雪洞様
検索の候補
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手雪洞
画雪洞
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雪洞様
“雪洞”のふりがなが多い著者
中里介山
上司小剣
林不忘
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三遊亭円朝
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国枝史郎