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階子
ふりがな文庫
“階子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はしご
96.9%
ばしご
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はしご
(逆引き)
眼に有らざるは無しであった。村を
挙
(
こぞ
)
って今日の珍客を見物に来ているのと知れた。中には
階子
(
はしご
)
を掛けて軒口から見るのさえあった。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
で、
遁
(
に
)
げないばかりに
階子
(
はしご
)
を
上
(
あが
)
ると、続いた私も、一所にぐらぐらと揺れるのに、両手を壇の
端
(
はじ
)
にしっかり
縋
(
すが
)
った。二階から女房が
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
階子(はしご)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ばしご
(逆引き)
岩
(
いは
)
を
削
(
けづ
)
つて
點滴
(
したゝ
)
る
水
(
みづ
)
は、
其
(
そ
)
の
火
(
ひ
)
の
見
(
み
)
階子
(
ばしご
)
に、
垂々
(
たら/\
)
と
雫
(
しづく
)
して、
立
(
た
)
ちながら
氷柱
(
つらゝ
)
に
成
(
な
)
らむ、と
冷
(
ひやゝ
)
かさの
身
(
み
)
に
染
(
し
)
むのみ。
何處
(
どこ
)
に
家
(
いへ
)
を
燒
(
や
)
く
炎
(
ほのほ
)
があらう。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼女を引き摺るようにして、せまい掛け
階子
(
ばしご
)
をのぼってゆくと、二階の四畳半には誰もいなかった。半七は念のために押入れをあけて見た。古い
葛籠
(
つづら
)
をゆすってみた。
半七捕物帳:35 半七先生
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
階子(ばしご)の例文をもっと
(3作品)
見る
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“階子”で始まる語句
階子段
階子壇
階子下
階子口
検索の候補
階子段
裏階子
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“階子”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
三遊亭円朝
木下尚江
ギ・ド・モーパッサン
アリギエリ・ダンテ
素木しづ
清水紫琴
江見水蔭
岡本綺堂