“氷柱”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つらら81.6%
つらゝ14.6%
ひょうちゅう1.9%
こほりばしら1.0%
ツララ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“氷柱”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本4.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
睨み合って凄い四ツの眼! 顔と顔との中央にあたって、交叉をなした二本の氷柱つらら! 抜き身だ! 輝く! ブーッと殺気!
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
眼の前にぐいと五大力のとまいたへさきが見え、厚く積った雪の両端から馬の首のように氷柱つららを下げている。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
曲者は蝋燭を吹消さずに逃去りしと見え燭台の頂辺てっぺん氷柱つらゝの如く垂れたる燭涙しょくるいは黒き汚れの色を帯ぶ
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
高島田たかしまだ前髮まへがみつめたやいばあり、まどつらぬくはすだれなす氷柱つらゝにこそ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
望遠鏡の向きをぐっと変えると、なるほど前方に、大きな氷柱ひょうちゅうを逆さにして立てたような、怪奇な姿をした三角暗礁が見えてきた。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ばしゃんばしゃん、氷柱ひょうちゅうのように水がねる、小児こどもたちは続けさまに石を打った。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たけ高い彼の身體を包んだ外套は、氷柱こほりばしらのやうに眞白だつた。
——私は堪らぬ義憤に駆られて、夢中で後を追ひはじめたが忽ち両脚は氷柱ツララの感で竦みあがり、空しくこの残酷なる所刑の有様を見逃さねばならなかつた。
鬼涙村 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)