“空風”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
からかぜ76.5%
からっかぜ17.6%
からつかぜ5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“空風”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 自然科学 > 科学理論 科学哲学3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
女童めのわらわや老女まで、およそはみな暇をやってあったので、百年の歴史をもつここの門も空風からかぜが鳴っているだけだった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弁持も洲崎に馴染なじみがあってね、洲崎の塩竈……松風空風からかぜ遊びという、菓子台一枚で、女人とともに涅槃ねはんろう。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
十一時近かったけれども、空風からっかぜに裾をくられながら、せわしそうに歩き廻っている人で群れていた。
罠に掛った人 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
もはや午後の日差しがうっすら淋しく大道にかげり、空風からっかぜがあちらこちらに埃を吹き上げている。
天馬 (新字新仮名) / 金史良(著)
夕方少し前から急に変つたのだが、もう四月の声も聞かうといふのに、真冬の空風からつかぜのやうな寒風が吹き立つて、雪でもちらついて来さうな馬鹿陽気だつた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)