“隼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はやぶさ95.3%
はや1.6%
たか1.6%
はやし1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、強敵に会ったはやぶさが、死にもの狂いとなったように、髪逆立てた武蔵の眼の前に、明らかに、空いている背中をさらしてしまった。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旧家であって財産家ではあったが、主人も主婦も死んでしまい、娘一人が生き残り、主人の弟のはや二郎という男が、後見人として入り込んでいる。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夏にはたかを腕に据えよ。
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
昭和二十一年八月十九日に来訪せられた伊藤はやし君から、いろいろ話の中で右のセンジュガンピの名の由来をきいてたちまち我が蒙の扉が啓らきくれ、あたかも珠を沙中に拾ったように喜んだ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)