トップ
>
船虫
ふりがな文庫
“船虫”の読み方と例文
旧字:
船蟲
読み方
割合
ふなむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふなむし
(逆引き)
潮
(
しお
)
の引く時
泥土
(
でいど
)
は目のとどく限り引続いて、岸近くには古下駄に
炭俵
(
すみだわら
)
、さては皿小鉢や椀のかけらに
船虫
(
ふなむし
)
のうようよと
這寄
(
はいよ
)
るばかり。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
『八犬伝』には幾多の興味ある
挿話
(
エピソード
)
がある。例えば
船虫
(
ふなむし
)
の一生の如き、単なる一挿話とするには惜しい話材である。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
船虫
(
ふなむし
)
が
瞽婦
(
ごぜ
)
に身をやつして、
小文吾
(
こぶんご
)
を殺さうとする。それが一旦つかまつて
拷問
(
がうもん
)
された揚句に、
荘介
(
さうすけ
)
に助けられる。あの段どりが実に何とも申されません。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
船虫(ふなむし)の例文をもっと
(7作品)
見る
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“船虫”と季節(夏)が同じ季語
食物|
伽羅蕗
紫蘇
冷奴
豌豆
蚕豆
行事|
薬玉
練供養
幟
菖蒲湯
安居
植物|
蓮花
葉桜
向日葵
時候|
小満
白夜
薄暑
半夏生
梅雨明
天文|
落雷
西日
夕立雲
風薫
喜雨
地理|
氷河
泉
植田
滝
夏空
動物|
蛭
老鶯
油蝉
田亀
蝸牛
人事|
蠅除
花火
螢籠
水鉄砲
鵜飼
“船虫”と分類(動物)が同じ季語
春|
蜷
蝶
桜貝
孕鹿
燕
夏|
老鶯
仏法僧
蛇
夜光虫
蛞蝓
秋|
鈴虫
猪
雁
眼白
芋虫
冬|
鷦鷯
鷹
笹鳴
梟
狼
新春|
初鶏
初烏
初声
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
...
“船”で始まる語句
船
船橋
船室
船首
船頭
船渠
船長
船尾
船乗
船暈
検索の候補
風船虫
船喰虫
船食虫
“船虫”のふりがなが多い著者
内田魯庵
永井荷風
芥川竜之介
泉鏡花
野村胡堂