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炭俵
ふりがな文庫
“炭俵”の読み方と例文
読み方
割合
すみだわら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみだわら
(逆引き)
潮
(
しお
)
の引く時
泥土
(
でいど
)
は目のとどく限り引続いて、岸近くには古下駄に
炭俵
(
すみだわら
)
、さては皿小鉢や椀のかけらに
船虫
(
ふなむし
)
のうようよと
這寄
(
はいよ
)
るばかり。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
現に離れ島や九州の外側海岸などには、今も豆腐は知っていても、家にはまだ
挽臼
(
ひきうす
)
を備えない例が稀なりとせぬ。『
炭俵
(
すみだわら
)
』の連句に
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
これだけで、
人間
(
にんげん
)
が、一
年
(
ねん
)
じゅうの
生活
(
せいかつ
)
をすると
考
(
かんが
)
えると、ひとつの
炭俵
(
すみだわら
)
にも、
命
(
いのち
)
がけのしんけんなものがあるはずでありました。
鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
炭俵(すみだわら)の例文をもっと
(13作品)
見る
“炭俵”の解説
炭俵(すみだわら)は、俳諧の撰集で、俳諧七部集の一つ。志太野坡、小泉孤屋、池田利牛編。1694年(元禄7年)6月28日奥書。京都の井筒屋庄兵衛、江戸の本屋藤助刊。半紙本上下2冊。題号の由来は、柏木素龍の序によれば、芭蕉の「炭だはらといへるは誹也けり」との言葉による。
(出典:Wikipedia)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
俵
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
“炭”で始まる語句
炭
炭団
炭火
炭薪
炭坑
炭焼
炭車
炭屋
炭取
炭竈
“炭俵”のふりがなが多い著者
村井弦斎
徳冨蘆花
末吉安持
林芙美子
柳田国男
永井荷風
室生犀星
吉川英治
森鴎外
小川未明