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炭団
ふりがな文庫
“炭団”のいろいろな読み方と例文
旧字:
炭團
読み方
割合
たどん
98.0%
すみ
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たどん
(逆引き)
お作は妙におどついて、にわかに台所から消し炭を持って来て、星のような
炭団
(
たどん
)
の火を拾いあげては、折々新吉の顔色を
候
(
うかが
)
っていた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
煙草の火に
炭団
(
たどん
)
を埋めた瀬戸の火桶を中に、三吉、伊勢源、それから下っ引彦兵衛と、死んだ栄太と親交のあったという
幇間
(
たいこもち
)
桜井
(
さくらい
)
某
(
なにがし
)
が
釘抜藤吉捕物覚書:01 のの字の刀痕
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
炭団(たどん)の例文をもっと
(48作品)
見る
すみ
(逆引き)
さて、座が定まると、お経を読むでもなく、念仏を称えるでもなく、尼法師がおもむろに取り出したのは、
緞子
(
どんす
)
の袋に入った紫檀の十炷香箱、一重口白磁の香爐に、流儀の
炭団
(
すみ
)
を入れ、銀葉を置いて
新奇談クラブ:05 第五夜 悪魔の反魂香
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
炭団(すみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“炭団”の意味
《名詞》
炭団(たどん)
木炭などの粉末にふのりなどを加え、丸めて乾燥した燃料。
(出典:Wiktionary)
“炭団”の解説
炭団(たどん)は、炭(木炭、竹炭、石炭)の粉末をフノリなどの結着剤と混ぜ、団子状に整形して乾燥させた燃料。冬の季語。
(出典:Wikipedia)
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“炭”で始まる語句
炭
炭火
炭俵
炭薪
炭坑
炭焼
炭屋
炭車
炭斗
炭取
“炭団”のふりがなが多い著者
加能作次郎
中勘助
三遊亭円朝
二葉亭四迷
林不忘
中里介山
蘭郁二郎
南方熊楠
正岡子規
林芙美子