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緞子
ふりがな文庫
“緞子”の読み方と例文
読み方
割合
どんす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんす
(逆引き)
絹羽二重は二つ割りにして、又支那から渡来いたしました
繻珍
(
しゅちん
)
だの
緞子
(
どんす
)
などと申しますものは、三つ割りに致して用いておりました。
帯の巾が広すぎる
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
……すると……その背後の天井裏から新調らしい、真白い
緞子
(
どんす
)
の幕がスルスルと降りて来て、一切の舞台面を霧のように蔽い隠した。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そのわけは、赤児を包んでいる
布
(
きれ
)
は
緞子
(
どんす
)
という立派な布で、お神さんが城下のお寺で、一度見たことがあるからということでした。
三人の百姓
(新字新仮名)
/
秋田雨雀
(著)
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“緞子”の解説
緞子(どんす)とは、繻子織地に繻子織の裏組織で模様を織り出した織物。
多くの場合、経糸と緯糸にそれぞれ色の違う練り糸を使って、五枚繻子で地と模様を織り出すもので、厚地で光沢があり、どっしりとした高級感がある。金箔や金糸を用いて模様を織り出すと並んで、高級織物の代名詞とされる。
礼装用の帯地のほか、表装具や寺院の調度品などに使われる。
(出典:Wikipedia)
緞
漢検1級
部首:⽷
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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緞子造
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“緞子”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
中里介山
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谷崎潤一郎
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三遊亭円朝
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夏目漱石