トップ
>
『帯の巾が広すぎる』
ふりがな文庫
『
帯の巾が広すぎる
(
おびのはばがひろすぎる
)
』
只今では帯といっておりますが、慶長時代では巻物と申しておったようでございます。絹羽二重は二つ割りにして、又支那から渡来いたしました繻珍だの緞子などと申しますものは、三つ割りに致して用いておりました。その後鯨帯と申しますものが出来、これが変化 …
著者
上村松園
ジャンル
芸術・美術 > 絵画 > 日本画
初出
「京都日出新聞」1931(昭和6)年3月14日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
笄
(
こうがい
)
簪
(
かんざし
)
緞子
(
どんす
)
繻珍
(
しゅちん
)
裳裾
(
もすそ
)
鼈甲
(
べっこう
)