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裳裾
ふりがな文庫
“裳裾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もすそ
92.3%
すそ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もすそ
(逆引き)
中央には富嶽の
麗
(
うる
)
わしい姿を中心に山脈が
相
(
あい
)
連り、幾多の河川や湖沼がその間を縫い、下には模様のように平野の
裳裾
(
もすそ
)
が広がります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
すると、突然、
緋
(
ひ
)
の緞帳の裾から、桃色のルイザが、吹きつけた花のように転がり出した。
裳裾
(
もすそ
)
が宙空で花開いた。緞帳は鎮まった。
ナポレオンと田虫
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
裳裾(もすそ)の例文をもっと
(48作品)
見る
すそ
(逆引き)
そして
裳裾
(
すそ
)
をぬらしながら、やつと半分そこ/\の水を汲んで来ると、炊事場の大きな水甕にあけ、今度は次の二人と代るのでした。
先生と生徒
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
その裾を、鬼六の足に踏まれて、前へのめッた、でも、長い
裳裾
(
すそ
)
はどこからか
断
(
き
)
れて、彼の瀕死な影は、なお、よろ
這
(
ば
)
いつつも逃げていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裳裾(すそ)の例文をもっと
(4作品)
見る
裳
漢検準1級
部首:⾐
14画
裾
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
“裳”で始まる語句
裳
裳着
裳衣
裳層
裳帯
裳伏
裳著
裳脱
裳引
裳抜
“裳裾”のふりがなが多い著者
橘外男
横瀬夜雨
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
槙本楠郎
小島烏水
アリギエリ・ダンテ
野口雨情
谷崎潤一郎
ロマン・ロラン
小栗虫太郎