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炭取
ふりがな文庫
“炭取”の読み方と例文
読み方
割合
すみとり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみとり
(逆引き)
あなやと思う間もなく、二人の女の坐れる炉の脇を通り行くとて、裾にて
炭取
(
すみとり
)
にさわりしに、丸き炭取なればくるくるとまわりたり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
炭取
(
すみとり
)
をさし
出
(
いだ
)
して
我
(
わ
)
れは
中皿
(
ちうざら
)
へ
桃
(
もゝ
)
を
盛
(
も
)
つた
姿
(
すがた
)
、これは
私
(
わたし
)
が
蕩樂
(
だうらく
)
さと
奧
(
おく
)
さま
炭
(
すみ
)
つぎにかゝられぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「いゝえ、
無
(
な
)
いの」と
正直
(
しやうぢき
)
に
答
(
こた
)
へたが、
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した
樣
(
やう
)
に、「
待
(
ま
)
つて
頂戴
(
ちやうだい
)
、
有
(
あ
)
るかも
知
(
し
)
れないわ」と
云
(
い
)
ひながら
立
(
た
)
ち
上
(
あ
)
がる
拍子
(
ひやうし
)
に、
横
(
よこ
)
にあつた
炭取
(
すみとり
)
を
取
(
と
)
り
退
(
の
)
けて、
袋戸棚
(
ふくろとだな
)
を
開
(
あ
)
けた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
炭取(すみとり)の例文をもっと
(5作品)
見る
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
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