“待”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
80.8%
まち10.8%
まつ3.9%
また1.6%
まっ1.3%
たい0.5%
まて0.5%
あしら0.3%
0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“待”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)25.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それではあんまりです。一寸おち下さい。ええと、仕方しかたない、そんならまあ私の作った花でも見て行って下さい。」
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
開府以来かいふいらい江戸えどがもつほこりの一つであったが、わけてもかりおとずれをつまでの
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
後ろへさがって米友はまちかたに槍を構え直した。兵馬は敵の退いただけ、それだけ足を進めて槍もそれと合致して進む。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
内職の片手間に、近所の小女こむすめに、姉が阪東を少々、祖母さんが宵はまちぐらいを教えていたから、豆煎は到来ものです。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
言葉ことばの一々を雲飛は心にめいし、やゝ取直とりなほして時節じせつるのをまつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
打切したる岸にはかりに小屋をつくりて、漁師れふしども昼夜ちうやこゝにありて夜もずして鮏のかゝるをまつ也。
熊捕くまとり場数ばかずふみたる剛勇がうゆうの者は一れん猟師れふしを熊のる穴の前にまた
「むずかしい病気なのかね。もうおっさんが帰っておいでになるだろうから、またせて置けばいじゃないか」
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「太吉や、気分もいいし、お天気も好さそうだから町へ行って来るぞ。昼過ひるすぎにはじきに帰ってくるからまっていれよ。」
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それよりは今霎時、きばみがき爪を鍛へ、まづ彼の聴水めを噛み殺し、その上時節のいたるをまって、彼の金眸を打ち取るべし。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
同人をよくたいするも母上に孝行の一に有之これあるべく候。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
奈何ぢや、牛飼君のとこから大に我々有為の青年の士を養うと云ふてよこしたが、汝、行つて見る気は無いか。牛飼君は士をたいするの道を知りおる。殊に今度の次の内閣には国務大臣にならるゝ筈ぢやから牛飼君のかくとなるは将に大いに驥足きそくを伸ぶべき道ぢや。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
義の国は義の君が再び世にきたり給う時に現わる、「我等は其の約束に因りて新しき天と新しき地を望みまてり義その中に在り」とある(彼得ペテロ後書三章十三節)、而して斯かる新天地の現わるる時に
わずかの月給の為めに腰を折ッて、奴隷どれい同様な真似をするなんぞッて実に卑屈極まる……しかし……まてよ……しかし今まで免官に成ッて程なく復職した者がないでも無いから、ヒョッとして明日あしたにも召喚状が……イヤ……来ない、召喚状なんぞが来てたまるものか、よし来たからと言ッて今度こんだ此方こっちから辞してしまう、誰が何と言おうトかまわない、断然辞してしまう。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その鼻頭はなさきあしらひていよいよ動かざりける折柄をりから、来合せつる壮士三名の乱拳に囲れて門外に突放され、少しは傷など受けて帰来かへりきにけるが
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
カミ毛野ケヌ 佐野サヌのくゝたち折りはやし、ワレたむゑ。今年ずとも
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)