“待(あしら)” の例文
有合ふ仕込杖(しこみつゑ)を抜放し、おのれ還(かへ)らずば生けては還さじと、二尺余(あまり)の白刃を危(あやふ)く突付けて脅(おびやか)せしを、その鼻頭(はなさき)に待(あしら)ひて愈(いよい)よ動かざりける折柄(をりから)、来合せつる壮士三名の乱拳に囲れて門外に突放され
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)