“待遠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちどお67.9%
まちどほ21.4%
まちどう7.1%
まっとう3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男「おおきに待遠まちどおだったろうな、もっと早く出ようと心得たが、何分なにぶん出入でいり多人数たにんずで、奉公人の手前もあって出る事は出来なかった」
りたてのかべ狹苦せまくるしい小屋こや内側うちがはしめつぽくかつくらくした。かべつち段々だん/\かわくのが待遠まちどほ卯平うへい毎日まいにちゆかうへむしろすわつてたいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
サア、いよ/\橄欖島かんらんたうちかづいてたぞ。大佐閣下たいさかくか海底戰鬪艇かいていせんとうていはすでにあの島影しまかげるであらうか、それとも朝日島あさひじま出發しゆつぱつせぬのかしら、えい、待遠まちどうや/\。