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待遠
読み方 | 割合 |
まちどお | 67.9% |
まちどほ | 21.4% |
まちどう | 7.1% |
まっとう | 3.6% |
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男「
大きに
待遠だったろうな、もっと早く出ようと心得たが、
何分出入が
多人数で、奉公人の手前もあって出る事は出来なかった」
塗りたての
壁は
狹苦しい
小屋の
内側を
濕つぽく
且闇くした。
壁の
土の
段々に
乾くのが
待遠で
卯平は
毎日床の
上の
筵に
坐つて
火を
焚た。
サア、いよ/\
橄欖島も
近づいて
來たぞ。
大佐閣下の
海底戰鬪艇はすでにあの
島影に
來て
居るであらうか、それとも
未だ
朝日島を
出發せぬのかしら、えい、
待遠や/\。