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御待
読み方 | 割合 |
おまち | 50.0% |
おま | 25.0% |
おんまち | 25.0% |
涙
掃って
其後を問えば、
御待なされ、話しの調子に乗って居る内、炉の火が
淋しゅうなりました。
「あの、
後程、
内證で
御新姐さんが。
屹と
御待ち
遊ばせよ。
此處に。
可ござんすか。」と
囁いて、すぐに、ちよろりと
消える。
使者の間へ
請じ暫く
御待有べしと
控へさせける
間毎々々の
立派に兩人も
密かに
肝を
潰し居しが
頓て年頃は三十八九にて
色白く
丈高く
中肉にて
人品宜しき男の
黒羽二重の
小袖に
葵の
御紋を