御待おまち)” の例文
はらって其後そののちを問えば、御待おまちなされ、話しの調子に乗って居る内、炉の火がさみしゅうなりました。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御待おまち申さんかと後藤始め三人の旅籠代はたごだい二十日分十九くわん五百文金となして三兩と二百五十文に相成候といひつゝ書付かきつけを差出しけるに夫婦はかほを見合せ暫時しばらくこたへもなかりしかば手代は樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)