“おまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御待50.0%
御町50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらって其後そののちを問えば、御待おまちなされ、話しの調子に乗って居る内、炉の火がさみしゅうなりました。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御待おまち申さんかと後藤始め三人の旅籠代はたごだい二十日分十九くわん五百文金となして三兩と二百五十文に相成候といひつゝ書付かきつけを差出しけるに夫婦はかほを見合せ暫時しばらくこたへもなかりしかば手代は樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
長屋の者が親切に世話を致します混雑の紛れに逃げました賭博打ばくちうち二人は、遂に足が付きましてすぐに縄に掛って引かれまして御町おまちの調べになり
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すぐに白洲へお呼出よびいだしに相成り、辨天屋の遊女紅梅、祐三郎だいかや、附添の者が皆出て居ります、清左衞門縄に掛って御町おまち奉行へ呼出される、依田様は八ツ時の御下城から直に御出席に相成りまして
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)