“賭博打”の読み方と例文
読み方割合
ばくちうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともかく相当の心得ある博徒と見えて、切口上で賭博打ばくちうちの言葉手形を本文通り振出したから、がんりきの百蔵もいよいよ面食めんくらいました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
長屋の者が親切に世話を致します混雑の紛れに逃げました賭博打ばくちうち二人は、遂に足が付きましてすぐに縄に掛って引かれまして御町おまちの調べになり
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
鯨のせなを利用する事の出来る賭博打ばくちうちは飛行機のシートも利用する事を知つてゐる筈だ。孰方どつちも危険がまとつてゐるだけに、興味は一段と深からう。