“大賭博”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおばくち50.0%
だいとばく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、法水が心中何事を企図しているのか知る由はないといっても、その眉宇びうの間にうかんでいる毅然きぜんたる決意を見ただけで、まさに彼が、乾坤一擲けんこんいってき大賭博おおばくちを打たんとしていることは明らかだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
主人公の老富豪が取引所の柱の陰に立って乾坤一擲けんこんいってき大賭博だいとばくを進行させている最中に、従僕相手に五十銭玉一つのかけをするくだりがある。
映画雑感(Ⅳ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)