“小賭博”の読み方と例文
読み方割合
こばくち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内藤新宿のある小賭博こばくちうちのもとに厄介やっかいになって、ごろごろしているのを、彼は知っていた。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
若い時は、渡り仲間の、のらもので、猟夫かりゅうどを片手間に、小賭博こばくちなどもるらしいが、そんな事より、古女房が巫女というので、聞くものに一種の威力があったのはいうまでもない。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)