“泛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うか76.1%
22.4%
ただよ1.0%
ウカ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緑雨は恐らく最後のシャレの吐きえをしたのを満足して、眼と唇辺に会心の“Sneer”をべて苔下にニヤリと脂下ったろう。
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
船はいつのまにか、船渠の地上から十尺も高くかび出している。職長の指揮笛が、両舷のワイヤロープへあわただしく鳴っている。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それにかかわらず何とも名状の出来ぬ一種の清新な空気が画面にうている事は極端な頑固な人でない限りおそらく誰でも容易に観取する事が出来るだろう。
猿ニ似テ非ナル猿面冠者ハオノガ立身出世ノタメニハ、主人ヨリ猿々ト呼ビ捨テラレルモ、ヘイヘイト追従笑ヒナドベタルハ、即チ羞恥ヲ知ラザル者ト言フガ如シ。
猿飛佐助 (新字新仮名) / 織田作之助(著)