“駒籠”の読み方と例文
読み方割合
こまごめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめ余ノ昌平黌ニアルヤ寺門静軒てらかどせいけんマサニ駒籠こまごめヲ去ラントシ、余ニ講帷こういガンコトヲ勧ム。時ニ余一貧洗フガ如シ。コレヲ大沼竹渓翁ニはかル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ワガ友長子肇、カツテ茗黌めいこうニ寓シ、アマネク諸老先生ノ門ニ遊ブ。今また駒籠こまごめニ下シ、あまねク江湖知名ノ士ニ交ル。博ク近詩ヲ採リ佳什麗篇ヲ得レバすなわち蒐羅しゅうらシテ措カズ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)