“駒形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こまがた70.0%
こまかた28.0%
こまん2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打てばひびく、たたけば応ずるというので、つづみの名を取ったほど、駒形こまがたでも顔の売れた遊び人。色の浅黒い、ちょいとした男。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
仲見世なかみせだの、奥山おくやまだの、並木なみきだの、駒形こまかただの、いろいろ云って聞かされる中には、今の人があまり口にしない名前さえあった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今松は駒形こまん堂の側の裏通りにいる百面相の鶴助の家の二階を借りているのだった。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)