“泛々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんぱん50.0%
はん/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし花であるならそれは泛々はんぱんたる軽薄の徒といわなきゃならん。名誉、物質欲、それらをもって目的とするものは真の英雄とはいえないぞ、いいか。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
彼処かしこにホーマーあり、シヱークスピーアあり、彗星の天系を乱して行くはバイロン、ボルテーアの徒、流星の飛び且つ消ゆるは泛々はん/\たる文壇の小星、あゝ、悠々たる天地、限なく窮りなき天地
一夕観 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)