“栄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
25.6%
さか13.1%
はえ12.5%
11.9%
さかえ11.3%
ばえ10.1%
えい8.3%
1.8%
ハヤ1.8%
0.6%
(他:5)3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“栄”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.6%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
錦花氏のいわれた通り、亀山の仇討は元禄曾我と唄われながらもその割にえないのは、石井兄弟のために少しく気の毒でもある。
かたき討雑感 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
別邸の夜に、明治大正時代のシャンデリヤがかがやいたころ、この一農家では、英世少年が志す勉学の資もままにならなかった。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天皇すめろぎ御代みよさかえむとあづまなるみちのくやま金花くがねはなく 〔巻十八・四〇九七〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
彼が生きていた間じゅう、彼の村人はさかえ、夜、食べる肉がないといって泣くものは一人もなかったということです。
負けない少年 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
ヴェロナにありて、森の奥深くさまよいてははえある天堂を思い、街を歩みては「あれこそ地獄より帰りし人よ」と指さされる。
霊的本能主義 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
どうか、先頃お立合い申したような惨敗が二度とはえある拳法先生の門を見舞わぬよう、折角の御自重を蔭ながら祈っている。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうも日本人の貧弱な顔ぢや毛皮の外套ぐわいたうの襟へおとがひうづめても埋めえはしないやうな気がする。
一番気乗のする時 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「ちぇッ——別の人がおいらだなんて言うかい、ニセモノをこしらえたって、ニセモノえがしねえじゃねえか」
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しゆのつとめは実にさかえあるものにして、之を守るものは、尤もさいはひにして尤もめぐみあるものとす。
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
大杉さかえと伊藤野枝のえとが例の恋愛事件に対する告白を読んで見ると、いづれも理屈ばかりならべてゐる。
私は、「虫」以来、彼女の作曲について遠ざかっていたが、「秋」の出来ばえをききにきてくれといわれ、出来がよかったので嬉しかった。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
恋人を捨てゝ、処女としての誇を捨てゝ、世の悪評を買いながら、全力を尽くして、戦った戦いは、戦いばえのしない無名のいくさだった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
へえ、それでもこれを置いてまゐりますと、えいどんだのぶんどんがみんなべてしまひます。
日本の小僧 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
彼はとても長いことチチコフの手を握りしめながら、とても熱心に、是非いちど自分の村へも御来駕ごらいがえいを賜りたいと懇願した。
……我が身一つに、七重花さく 八重花ゆ(?)と、白賞尼マヲシタヽヘネ白賞尼マヲシタヽヘネ
なす(寝) いそはく(<イソふ) またく(<待つ) はやす(<ゆ) こらす(<懲る) うがつ(<穿く) わがぬ(<曲ぐ) おさふ(<圧す) たゝかふ(<叩く)
日本品詞論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
中山太郎氏の談に依れば「ゑみぐさ」と言ふ書に見えた佐渡の左義長サギチヤウの飾り物で、万燈同様に舁ぎ出し、海岸で焼却するものにも、同じ様に紙花を挿しハヤして居た。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大きなものなら立てハヤすが、小さなものは家根に上げて置く外はない。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そして、仙吉の考へに従へば、「エウに暮せるのだ」何をコセコセした村でなんかくすぼつてることがあらうぞ。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
十二月にろうと名づけて先祖を祭ると同日、といって穀類の種神を祭り、農夫と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』にめて居る、子貢しこう蜡を観る、孔子曰くたのしきか
ときをつくらせたり、青葉の杉の幹立の間に隠見する姿を、見はやさうと言つた考へから飼うて置くのでない事は、言ふ迄もない。
鶏鳴と神楽と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
お前さん方もその高利貸の世話に成つてゐられるのは、余りみえでも無く、さぞ心苦く思つてゐられるだらう、と私は察してゐる。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「黄櫨成列隴※間 南望平々是海湾 未サガ三五駅忽林塍タリ温山。」
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
さく 渾沌(サク井)┴さく┴さかゆ │
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)