“栄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
25.9%
はえ13.2%
さか12.6%
さかえ11.5%
11.5%
ばえ9.8%
えい8.6%
ハヤ1.7%
1.7%
0.6%
たのし0.6%
はや0.6%
みえ0.6%
サガ0.6%
サク0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先程からぱっとして色と云う色をえさして居た日は、雲のまぶたの下に隠れて、眼に見る限りの物は沈欝ちんうつそうをとった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
狭苦しい置屋の店も縁起棚えんぎだなに燈明の光が明々あかあかと照りえて、お勝手で煮る香ばしいおせちのにおいが入口の方まで臭うている。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
うらむらくは橋立川のやや遠くして一望の中に水なきため、かほどの巌をして一しおのはえあらしむること能わず、惜みてもなお惜むべきなり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
設計は武田博士、鋼鉄は本多博士、この世界的二大学者の脳漿のうしょうのかたまりが、はえある『最上』『三隈』『吉野』『千種』だ!
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
御民みたみわれけるしるしあり天地あめつちさかゆるときへらくおもへば 〔巻六・九九六〕 海犬養岡麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
さかえた職業しょくぎょうが、きゅう衰微すいびしたり、また反対はんたい衰微すいびしていたものが
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
もし江戸にいださば朱門しゆもん解語かいごの花をさかせ、あるひは又青楼せいろう揺泉樹えうせんじゆさかえをなし
久次の牢輿ろうごしにて連れ行かれしを見送り「まことや槿花きんか一日のさかえ、是非もなき世の盛衰ぢやなあ」との白廻せりふまわしもねうちあり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
戦争にかわえがあったら、お目にかかりたいものだが、しかし拙者は変り栄えがないと会得しているから、戦争来たれなどと武者ぶるいはしない。
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
さういふ手で筆をるのだから、どうせろくな字を書けつこないと自分をけなし切り、人がどんなに出来えをめても決して受け容れなかつた。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
いや憶出おもいだしても一向憶出おもいだばえのせぬ過去で、何一つ仕出来しでかした事もない、どころじゃない、皆碌でもない事ばかりだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
出来上がると、師匠も、なかなかな出来ばえだとほめてくれられ、公使館の人が検分に来た時は大変な気に入りで、よろこんで持って帰りました。
彼はとても長いことチチコフの手を握りしめながら、とても熱心に、是非いちど自分の村へも御来駕ごらいがえいを賜りたいと懇願した。
稲見の母親はおえいと云って、二三年ぜんの疫病に父母共世を去って以来、この茂作と姉弟二人、もう七十を越した祖母の手に育てられて来たのだそうです。
黒衣聖母 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
中山太郎氏の談に依れば「ゑみぐさ」と言ふ書に見えた佐渡の左義長サギチヤウの飾り物で、万燈同様に舁ぎ出し、海岸で焼却するものにも、同じ様に紙花を挿しハヤして居た。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大きなものなら立てハヤすが、小さなものは家根に上げて置く外はない。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なす(寝) いそはく(<イソふ) またく(<待つ) はやす(<ゆ) こらす(<懲る) うがつ(<穿く) わがぬ(<曲ぐ) おさふ(<圧す) たゝかふ(<叩く)
日本品詞論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……我が身一つに、七重花さく 八重花ゆ(?)と、白賞尼マヲシタヽヘネ白賞尼マヲシタヽヘネ
そして、仙吉の考へに従へば、「エウに暮せるのだ」何をコセコセした村でなんかくすぼつてることがあらうぞ。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
十二月にろうと名づけて先祖を祭ると同日、といって穀類の種神を祭り、農夫と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』にめて居る、子貢しこう蜡を観る、孔子曰くたのしきか
ときをつくらせたり、青葉の杉の幹立の間に隠見する姿を、見はやさうと言つた考へから飼うて置くのでない事は、言ふ迄もない。
鶏鳴と神楽と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
お前さん方もその高利貸の世話に成つてゐられるのは、余りみえでも無く、さぞ心苦く思つてゐられるだらう、と私は察してゐる。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「黄櫨成列隴※間 南望平々是海湾 未サガ三五駅忽林塍タリ温山。」
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
さく 渾沌(サク井)┴さく┴さかゆ │
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)