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下向
ふりがな文庫
“下向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げこう
73.8%
したむき
11.9%
げかう
9.5%
くだ
2.4%
げこ
2.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げこう
(逆引き)
「なんと。お取立てと思ってよろこんで
下向
(
げこう
)
して来たら、
豈
(
あに
)
はからんや、こんな土地の、こんな群盗退治が、これからの仕事なのか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下向(げこう)の例文をもっと
(31作品)
見る
したむき
(逆引き)
「何と云ったって、忘れたかい」と宗近君も
下向
(
したむき
)
になって
燐寸
(
マッチ
)
を
擦
(
す
)
る。
刹那
(
せつな
)
に藤尾の
眸
(
ひとみ
)
は宗近君の額を射た。宗近君は知らない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
下向(したむき)の例文をもっと
(5作品)
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げかう
(逆引き)
重直が席を進めて、貴殿は公儀から百五十石の
扶持
(
ふち
)
を受け、盛岡へ
下向
(
げかう
)
の上は二三里の間を限り、自由に歩行せしめられると告げた。利章は重ねて禮を言つた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
下向(げかう)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
くだ
(逆引き)
赤穴
(
あかな
)
、
母子
(
おやこ
)
にむかひて、吾が近江を
遁
(
のが
)
れ来りしも、雲州の
動静
(
やうす
)
を見んためなれば、一たび
下向
(
くだ
)
りてやがて帰り来り、
五一
菽水
(
しゆくすゐ
)
の
奴
(
つぶね
)
に
御恩
(
めぐみ
)
をかへしたてまつるべし。
五二
今のわかれを給へといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
下向(くだ)の例文をもっと
(1作品)
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げこ
(逆引き)
おもしろいぞえ、
京
(
きやう
)
へ
參
(
まゐ
)
る
道
(
みち
)
は、
上
(
のぼ
)
る
衆
(
しう
)
もある
下向
(
げこ
)
もある。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下向(げこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“下向”の意味
《名詞》
高い方から低い方へいくこと。
都から地方へ下ること。
社寺に参詣して帰ること。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“下向”で始まる語句
下向路
下向山
下向候処
検索の候補
御下向
下向路
下向山
参下向
下向候処
荷笈下向
下俯向
向下門
“下向”のふりがなが多い著者
上司小剣
吉川英治
島崎藤村
作者不詳
南方熊楠
紫式部
北原白秋
夏目漱石
泉鏡太郎
和辻哲郎