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見栄
ふりがな文庫
“見栄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
見榮
読み方
割合
みえ
74.7%
みば
14.9%
みばえ
10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みえ
(逆引き)
うごめかす鼻の先に、得意の
見栄
(
みえ
)
をぴくつかせていたものを、——あれは、ほんの表向で、内実の
昨夕
(
ゆうべ
)
を見たら、招く
薄
(
すすき
)
は
向
(
むこう
)
へ
靡
(
なび
)
く。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見栄(みえ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
みば
(逆引き)
それと比べてまじめに丁寧に書いた字で
見栄
(
みば
)
えのせぬものも、二度目によく比べて見れば技巧だけで書いた字よりもよく見えるものです。
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
見栄(みば)の例文をもっと
(13作品)
見る
みばえ
(逆引き)
富んで居る国民の設計
丈
(
だ
)
けあつて、ブリユツセルの博物館も
此処
(
ここ
)
のも立派な建築である。
殊
(
こと
)
に
此処
(
ここ
)
のは四方の庭園が広いので
見栄
(
みばえ
)
がして居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
見栄(みばえ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“見栄(
虚飾
)”の解説
虚飾(きょしょく、en: Vanity)とは、他者に自己を良いように見てほしいため、うわべや体裁を整えること。周囲から自己をよく見てもらおうと無理をすること。実質を伴わない上辺だけの飾り。虚栄、見栄(みえ)ともいう。14世紀以前では、ナルシシズムの要素は無く、単に無価値(futility)を意味していた。
(出典:Wikipedia)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
“見栄”の類義語
面
姿
風采
格好
様子
風袋
“見栄”の関連語
虚栄心
虚栄
“見栄”で始まる語句
見栄坊
見栄張
検索の候補
見栄坊
見栄張
“見栄”のふりがなが多い著者
紫式部
ワシントン・アーヴィング
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
中里介山
フランツ・カフカ
与謝野寛
三上於菟吉
壺井栄
清水紫琴
佐々木邦