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昨夕
ふりがな文庫
“昨夕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうべ
81.3%
ゆふべ
11.0%
さくゆう
3.3%
さくせき
2.2%
ゆんべ
1.1%
よべ
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうべ
(逆引き)
その時平岡は座敷の真中に引繰り返って寐ていた。
昨夕
(
ゆうべ
)
どこかの会へ出て、飲み過ごした結果だと云って、赤い眼をしきりに
摩
(
こす
)
った。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
昨夕(ゆうべ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゆふべ
(逆引き)
長い手紙を巻き収めてゐると、与次郎が
傍
(
そば
)
へ
来
(
き
)
て、「やあ女の手紙だな」と云つた。
昨夕
(
ゆふべ
)
よりは冗談をいふ丈元気が
可
(
い
)
い。三四郎は
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
昨夕(ゆふべ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さくゆう
(逆引き)
三菱社員忍野半三郎氏は
昨夕
(
さくゆう
)
五時十五分、突然発狂したるが如く、常子夫人の
止
(
と
)
むるを
聴
(
き
)
かず、単身いずこにか失踪したり。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
昨夕(さくゆう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
さくせき
(逆引き)
然るに
昨夕
(
さくせき
)
のこと富岡老人近頃
病床
(
とこ
)
にある
由
(
よし
)
を聞いたから見舞に出かけた、もし
機会
(
おり
)
が可かったら貴所の一条を持出す積りで。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
昨夕(さくせき)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆんべ
(逆引き)
娘は
昨夕
(
ゆんべ
)
も
十五夜お月さん
(旧字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
昨夕(ゆんべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よべ
(逆引き)
笠雲の
昨夕
(
よべ
)
見し不二のいちじるく寒けかりしか今朝のましろさ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
昨夕(よべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“昨夕”の意味
《名詞》
昨日の夕方。
(出典:Wiktionary)
昨
常用漢字
小4
部首:⽇
9画
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
“昨”で始まる語句
昨夜
昨日
昨晩
昨
昨年
昨宵
昨今
昨日今日
昨夜来
昨霄
“昨夕”のふりがなが多い著者
夏目漱石
中里介山
近松秋江
木下杢太郎
徳冨蘆花
樋口一葉
二葉亭四迷
甲賀三郎
薄田泣菫
正宗白鳥