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昨
ふりがな文庫
“昨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さく
38.5%
きそ
23.1%
きぞ
12.8%
きのう
10.3%
キゾ
7.7%
きのふ
5.1%
ゆふ
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さく
(逆引き)
昨
(
さく
)
年の
初夏
(
しよか
)
兩親
(
れうしん
)
の家から
別居
(
べつきよ
)
して、赤
坂區
(
さかく
)
新町に家を持ち、
馴染
(
なじみ
)
のその
球突塲
(
たまつきば
)
が
遠
(
とほ
)
くなるとともにまた
殆
(
ほとん
)
どやめたやうな
形
(
かたち
)
になつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
昨(さく)の例文をもっと
(15作品)
見る
きそ
(逆引き)
此の隣なる家の
主
(
あるじ
)
なりしが、
一二九
過活
(
わたらひ
)
のため
京
(
みやこ
)
に七とせまでありて、
昨
(
きそ
)
の夜帰りまゐりしに、既に
荒廃
(
あれすさ
)
みて人も住ひ侍らず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
昨(きそ)の例文をもっと
(9作品)
見る
きぞ
(逆引き)
けれども、
頑
(
かたくな
)
な当麻氏の語部の古姥の為に、我々は今一度、去年以来の物語りをしておいても、よいであろう。まことに其は、
昨
(
きぞ
)
の日からはじまるのである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
昨(きぞ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
きのう
(逆引き)
我はこの山脈に分け入って、
昨
(
きのう
)
は月の清光を浴び、きょうは雲漫々たる無限を踏む、我といえる一個体、一霊魂
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
昨(きのう)の例文をもっと
(4作品)
見る
キゾ
(逆引き)
けれども、
頑
(
カタクナ
)
な
當麻氏
(
タギマウヂ
)
の語部の
古姥
(
フルウバ
)
の爲に 我々は今一度、去年以來の物語りをしておいても、よいであらう。まことに其は、
昨
(
キゾ
)
の日からはじまるのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
昨(キゾ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きのふ
(逆引き)
今尚ほ
昨
(
きのふ
)
の如く覺ゆるに、
脇
(
わき
)
を勤めし重景さへ同じ
落人
(
おちうど
)
となりて、都ならぬ高野の夜嵐に、昔の哀れを物語らんとは、怪しきまで
奇
(
く
)
しき縁なれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
昨(きのふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆふ
(逆引き)
「なる程
昨
(
ゆふ
)
べは月のない晴夜だつたからね。」
円卓子での話
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
昨(ゆふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
昨
常用漢字
小4
部首:⽇
9画
“昨”を含む語句
昨夜
昨日
一昨日
一昨年
昨晩
一昨夜
昨夕
昨年
昨宵
一昨々日
一昨々年
再昨日
昨今
昨日今日
一昨昨日
昨秋
昨曉
昨夜来
先一昨年
昨夢
...
“昨”のふりがなが多い著者
釈迢空
高山樗牛
亀井勝一郎
北原白秋
内村鑑三
江見水蔭
小島烏水
南方熊楠
柳田国男
南部修太郎