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落人
ふりがな文庫
“落人”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おちうど
52.3%
おちゅうど
44.3%
おちびと
1.1%
おちふど
1.1%
オチウド
1.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちうど
(逆引き)
阿久の三味線で何某が
落人
(
おちうど
)
を語り、阿久は
清心
(
せいしん
)
を語った。銘々の
隠芸
(
かくしげい
)
も出て十一時まで大騒ぎに騒いだ。時は明治四十三年六月九日。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
落人(おちうど)の例文をもっと
(46作品)
見る
おちゅうど
(逆引き)
「
朱実
(
あけみ
)
や、開けておあげ。どうせ
落人
(
おちゅうど
)
だろうが、雑兵なんか、
御詮議
(
ごせんぎ
)
の勘定には入れてないから、泊めてあげても、気づかいはないよ」
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
落人(おちゅうど)の例文をもっと
(39作品)
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おちびと
(逆引き)
汗じみて色の変わった
縮布
(
ちぢみ
)
の洋服を着て
脚絆
(
きゃはん
)
の
紺
(
こん
)
もあせ
草鞋
(
わらじ
)
もぼろぼろしている。都からの
落人
(
おちびと
)
でなければこんな
風
(
ふう
)
をしてはいない。すなわち上田豊吉である。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
落人(おちびと)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おちふど
(逆引き)
「それ王党だ。それ
間牒
(
まはしもの
)
だ。
落人
(
おちふど
)
だ。捕へて仕舞へ。いや逐出して仕舞へ。」このさま/″\の声を
鎮
(
しづ
)
めた、例の
縁
(
ふち
)
の
飜
(
ひつくりか
)
へつた帽を
被
(
かぶ
)
つて居る老先生の骨折は、大抵ではありませなんだ。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
落人(おちふど)の例文をもっと
(1作品)
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オチウド
(逆引き)
彼らは自ら平家の
落人
(
オチウド
)
と称し、他と交通縁組を忌み、近い頃まで普通教育も実施されず、他村人が訪問しても確かな紹介が無ければ面会もせず、時としては戸を閉して隠れてしまう程だったという。
「ケット」と「マット」
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
落人(オチウド)の例文をもっと
(1作品)
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落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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“落人”のふりがなが多い著者
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作者不詳
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