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『河霧』
ふりがな文庫
『
河霧
(
かわぎり
)
』
上田豊吉がその故郷を出たのは今よりおおよそ二十年ばかり前のことであった。 その時かれは二十二歳であったが、郷党みな彼が前途の成功を卜してその門出を祝した。 『大いなる事業』ちょう言葉の宮の壮麗しき台を金色の霧の裡に描いて、かれはその古き城下 …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「国民之友」1898(明治31)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交際
(
ゆきき
)
聳
(
つ
)
際
(
ひま
)
懐
(
ゆか
)
前途
(
ゆくすえ
)
棹
(
みざお
)
丈夫
(
たっしゃ
)
老翁
(
じいさん
)
日
(
ち
)
碧玉
(
たま
)
傍
(
かたわ
)
報
(
しらせ
)
平時
(
ふだん
)
茶室
(
はなれ
)
隔
(
はな
)
勇
(
いさむ
)
容貌
(
かお
)
寂
(
しん
)
川柳
(
かわやなぎ
)
荒
(
あば
)
薄情
(
つれな
)
輝
(
ひか
)
辺
(
ほとり
)
面相
(
おもざし
)
下
(
お
)
他
(
ひと
)
出
(
い
)
嘶
(
な
)
天稟
(
てんりん
)
水際
(
みぎわ
)
白馬
(
どぶろく
)
空
(
むな
)
籠
(
かご
)
落人
(
おちびと
)
辺
(
あた
)
間
(
けん
)
面
(
めん
)
万
(
よろず
)
亡友
(
なきとも
)
他郷
(
よそ
)
伴
(
とも
)
兄弟
(
けいてい
)
前
(
さき
)
卜者
(
うらない
)
台
(
うてな
)
唱
(
うた
)
城山
(
じょうざん
)
堪
(
た
)
壮麗
(
うるわ
)
夢路
(
ゆめじ
)
大海
(
だいかい
)
小路
(
こみち
)
少年
(
こども
)
形
(
かた
)
彼奴
(
きゃつ
)
懐
(
なつ
)
根
(
こん
)
根方
(
ねがた
)
檜山
(
ひやま
)
水底
(
みなぞこ
)
源因
(
もと
)
真
(
まこと
)
碧
(
みどり
)
笑声
(
しょうせい
)
角
(
かど
)
零落
(
おちぶ
)
風
(
ふう
)
髭髯
(
ひげ
)
鮮
(
あざ
)
一人
(
ひとり
)
七歳
(
ななつ
)
中
(
うち
)
中老
(
ちゅうろう
)
主人
(
あるじ
)
乙女
(
おとめ
)
予
(
あらかじ
)
二人
(
ふたり
)
二十
(
はたち
)
五抱
(
いつかか
)
他人
(
ひと
)
体格
(
からだ
)
倚
(
よ
)
児
(
こ
)
前
(
まえ
)
卜
(
ぼく
)
古木
(
こぼく
)
周囲
(
まわり
)
嘆息
(
ためいき
)
四辺
(
あたり
)
四辻
(
よつつじ
)
土蔵
(
くら
)
垂
(
た
)
埃芥
(
あくた
)
壊
(
こわ
)
変物
(
へんぶつ
)
夜
(
よ
)
婆
(
ばあ
)
家
(
うち
)
家鶏
(
にわとり
)
寒竹
(
かんちく
)