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卜
ふりがな文庫
“卜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼく
67.5%
うらな
16.7%
うらない
7.9%
うら
2.4%
うらの
1.6%
ウラ
1.6%
ぶ
0.8%
うらなひ
0.8%
み
0.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼく
(逆引き)
此両国の訴訟未だ決定に至らざるを以て、
竟
(
つい
)
に争端を起すに至る
乎
(
か
)
、平和に事を鎮する乎、両国の人民と
雖
(
いえど
)
も之を
卜
(
ぼく
)
とする事能はず。
黒田清隆の方針
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
卜(ぼく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うらな
(逆引き)
七月七日の酉の刻に地震有りて、富士の絶頂崩ること数百丈なり、
卜部宿禰
(
うらべのすくね
)
大亀を焼いて
卜
(
うらな
)
ひ、陰陽博士占文を開いて見るに、国王位を
日本天変地異記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
卜(うらな)の例文をもっと
(21作品)
見る
うらない
(逆引き)
秀継は、赤面したが、なお何とかして、利家を思い止まらせようと試みてか、わざと、
卜
(
うらない
)
の
上手
(
じょうず
)
をよんで、出陣の吉凶を
卜
(
うらな
)
わせた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卜(うらない)の例文をもっと
(10作品)
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▼ すべて表示
うら
(逆引き)
ここに天つ神の
命
(
みこと
)
以ちて、
太卜
(
ふとまに
)
に
卜
(
うら
)
へて
一二
のりたまひしく、「
女
(
をみな
)
の先立ち言ひしに因りてふさはず、また還り
降
(
あも
)
りて改め言へ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
卜(うら)の例文をもっと
(3作品)
見る
うらの
(逆引き)
問う、何を以てこれを知ると、曰く、さきに南山の虎嘯を聞きて知るのみと、
俄
(
にわか
)
に使至る〉。これは人が虎
嘯
(
うそぶ
)
くを聞いて国事を
卜
(
うらの
)
うたのだ。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
卜(うらの)の例文をもっと
(2作品)
見る
ウラ
(逆引き)
唯、紀戸ぞ、
脇戸
(
ワキド
)
の
吉
(
ヨ
)
き
戸
(
ト
)
と
卜
(
ウラ
)
へて、出で行かす時、到り坐す地毎に、
品遅部
(
ホムチベ
)
を定めき
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
卜(ウラ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶ
(逆引き)
黒ちりめん三つ紋の羽織、紋は
今日日
(
きょうび
)
とおなじ七
卜
(
ぶ
)
位だった。そのあとで、女でも
一寸一卜
(
いっすんいちぶ
)
位まで大きくなって、またあともどりしたのだ。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
卜(ぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うらなひ
(逆引き)
節づけ
拙
(
つたな
)
けれど、人々の真面目に聴きいる様は、世の大方の人が、信ぜぬ
乍
(
なが
)
らも
己
(
おの
)
が
厄運
(
やくうん
)
にかゝはる
卜
(
うらなひ
)
をばいと心こめてきくにも似たり。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
卜(うらなひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
み
(逆引き)
『アアさようかな、それは心配なことで、ごもっともごもっとも、よく私が
卜
(
み
)
て進ぜます』という調子でございました。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
卜(み)の例文をもっと
(1作品)
見る
“卜(占い)”の解説
占い(うらない)とは様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断、予言することや、その方法をいう。卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
(出典:Wikipedia)
卜
漢検準1級
部首:⼘
2画
“卜”の関連語
占
不吉
易者
卜占
易占
占師
卜定
占卜
占術
占術家
“卜”を含む語句
卜者
売卜者
売卜
卜筮
卜占
卜部
卜居
占卜
卜筮者
卜定
賣卜
占卜者
卜占者
卜伝
亀卜
半井卜養
医卜
卜屋算
卜部兼好
塚原卜伝
...
“卜”のふりがなが多い著者
井上円了
南方熊楠
吉川英治
谷譲次
柳田国男
福沢諭吉
林不忘
牧野富太郎
島崎藤村
中里介山