“易者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えきしゃ55.6%
えきしや40.7%
うらない3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それはめでたいこった。きっと美代子みよこ病気びょうきはなおってしまうだろう。」と、ちょうどあのかみながい、易者えきしゃがいったようなことをいわれました。
千代紙の春 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「お城と言はないのが見付けものさ、——いづれおいへの重寶友切丸ともきりまるかなんか紛失して、易者えきしやの代りに俺のところへ來ると言つた寸法だらうよ」
と云ったのは、易者うらないだという触れ込みの、総髪の男であったが
猿ヶ京片耳伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)