“易々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
やすやす67.9%
いい22.3%
やす/\8.9%
いゝ0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“易々”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「その虚を見て、本願寺や毛利家側から、利を以て誘ったわけだの。易々やすやすと、彼等の手に乗じられたということになるのか」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と招き寄せると、不思議やすくんで石のようになっていた筈の馬が、今は易々やすやすと動き出して直ぐに王の傍へ来た。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
「なるほど、その御手練では、戦場で人間を、槍にかけて飛ばすくらいは、易々いいたるものでござろう。恐れ入った力だ……」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は何の意味もなく、ただ自分を慰めるように易々いいと見せかけた。こんな私の楽天的な態度にもすっかり母は愛想を尽かしていた。
地球儀 (新字新仮名) / 牧野信一(著)
女としての、重荷を負はない幸福が、あんなに易々やす/\と得られたことは、あんたが、何処かほかの男と違つてゐたからだわ。
モノロオグ (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「それほどの男が、少々身體が不自由でも、腹帶も自分で締め直せるといふのに、女子供に易々やす/\と絞め殺される筈はない」
今や往年の拿翁ナポレオンなしといへども、武器の進歩日々にあらたにして、他の拿翁指呼のうちに作り得べし、以て全欧を猛炎にする事、易々いゝたり。
「平和」発行之辞 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)