トップ
>
『苗代川の黒物』
ふりがな文庫
『
苗代川の黒物
(
なえしろがわのくろもん
)
』
何の因縁によるのか、ここでも上手の白物と下手の黒物とが対峙する。対峙するというより、むしろ白物のみが存在するという方がいいかもしれぬ。黒物の方は振り向く者がない。薩摩焼といえば、今は白陶器に定まっている。店に並べて窯の名を誇るのも、遠く海外 …
著者
柳宗悦
ジャンル
芸術・美術 > 工芸 > 陶磁工芸
初出
「工藝 第四十一号」1934(昭和9)年5月14日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
か
)
反
(
か
)
上手
(
じょうて
)
止
(
とどま
)
下手
(
げて
)
沈
(
ちん
)
居
(
きょ
)
朴
(
ぼく
)
自
(
おのず
)
強
(
あなが
)
闘
(
たたかい
)
反
(
かえ
)
黒物
(
くろもん
)
役
(
えき
)
詰
(
なじ
)
完
(
まった
)
祠
(
まつ
)
委
(
まか
)
一
(
ひ
)
林
(
りん
)
相
(
すがた
)
白物
(
しろもん
)
金
(
きん
)
協
(
あわ
)
凡
(
すべ
)
他力
(
たりき
)
群
(
むれ
)
綵紋
(
さいもん
)
累代
(
るいだい
)
焔
(
ほのお
)
精
(
くわ
)
粗笨
(
そほん
)
稀
(
まれ
)
白釉
(
しろぐすり
)
秀
(
ひい
)
煩
(
わずら
)
燻
(
くす
)
示唆
(
しさ
)
豊公
(
ほうこう
)
青磁
(
せいじ
)
需
(
もと
)
鄭
(
てい
)
遷
(
うつ
)
適
(
かな
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
賜物
(
たまもの
)
豪奢
(
ごうしゃ
)
肴鉢
(
さかなばち
)
識
(
し
)
謗
(
そし
)
詮
(
せん
)
許
(
もと
)
蔑
(
さげす
)
茶道
(
さどう
)
互
(
たがい
)
膚
(
はだ
)
埃
(
ほこり
)
崔
(
さい
)
作為
(
さくい
)
対峙
(
たいじ
)
容赦
(
ようしゃ
)
定
(
き
)
媚
(
こ
)
好乎
(
こうこ
)
奢
(
おご
)
天目
(
てんもく
)
怖
(
おそ
)
嗜好
(
しこう
)
呪
(
のろ
)
叡智
(
えいち
)
佳
(
よ
)
卞
(
べん
)
卜
(
ぼく
)
半胴
(
はんどう
)
健
(
すこや
)
文禄
(
ぶんろく
)
溢
(
あふ
)
湧
(
わ
)
浴
(
あ
)
油滴
(
ゆてき
)
俤
(
おもかげ
)
何時
(
いつ
)
檀君
(
だんくん
)
易々
(
やすやす
)
日置
(
ひおき
)
溯
(
さかのぼ
)
敬虔
(
けいけん
)
敢
(
あえ
)
擂鉢
(
すりばち
)
擁
(
よう
)
捏鉢
(
こねばち
)
承
(
う
)
懐
(
ふところ
)
慕
(
した
)