-
トップ
>
-
謗
読み方 | 割合 |
そし | 75.5% |
そしり | 16.3% |
ぼう | 4.1% |
くさ | 2.0% |
ほう | 2.0% |
|
『
春告鳥』のうちに「生質
野夫にて世間の事をすこしも知らず、
青楼妓院は夢にも見たる事なし。されば
通君子の
謗りすくなからず」
「ヘーヘー恐れ
煎豆はじけ豆ッ、あべこべに御意見か。ヘン、親の
謗はしりよりか些と自分の頭の
蠅でも
逐うがいいや、面白くもない」
悲しいかな仏日はやく没して、
生死流転の
衢冥々たり。人ただ色に耽り酒に耽る。誰か
狂象、
跳猿の迷を取り除くを得ん。徒らに人を
謗し法を謗す。これあに
閻魔獄卒の責めを免れんや。
まあ、十人が十色のことを言つて、
誹したり
謗したりする、
稀に蓮太郎の精神を
褒めるものが有つても、寧ろ其を肺病の
故にして
了つた。
しかもなお彼は、「
謗となるといふとも、道取せざるべきにはあらず」