“そしり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
15.0%
13.3%
10.0%
5.0%
訕誣1.7%
誹笑1.7%
誹謗1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲学阿世のがあってはならぬ。しかしながら我ら歴史家もまた、同時に帝国臣民である事を忘れてはならぬと自分は信じているのである。
道鏡皇胤論について (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
少しく奇人をい、英雄を真似たとすれば、無礼のをまぬかれぬが、自分の心得の最善を尽している以上は、行儀作法に多少の欠点ありとするも、人はこれをすものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
かくの如き行爲の尊む可きものであることは、常識ある者のおのづからにして理解して居ることであるが、遼豕を忘れて試みに之を説いて見よう。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
人の怨の、世ののと言ふけどの、我々同業者に対する人の怨などと云ふのは、面々の手前勝手の愚痴に過ぎんのじや。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
強ち硯友社ばかりが戯作者風ではなかったのだが、硯友社は思う存分に傍若無人にこの気分を発揮したので、硯友社が単独で戯作者の背負ってしまった。
「女だってそうよ、虫も殺さないような顔はしていても、根が越後女だからな」私はこんな訕誣の声を聞くたびに言うに言われぬ辛い思いをした。私の同情は無論純粋の清い美しい同情ではなかった。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
女は、そこに金剛のやうな藝術の力はあつても、花のやうな容貌がなければ魅力の均衡は保たれる筈がなかつた。みのるの舞臺は、ある一面からは泥土を投げ付けられる樣な誹笑を受けたのであつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
私たちのように汚れた、疲れた、羞かしい青年はしく思いを惹かせられたばかりで、そこに嫉妬が起る、そこに誹謗が起る、私は世の罪を思うた。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
思ふに松平定信は実に幕府後宮のに因りて将軍補佐の任をむるに至れり、目前の事斯の如し。彼が此篇ありし所以決して偶然ならざる也。而して其文整々堂々格律森厳も老憊の態なし。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)