“誹笑”の読み方と例文
読み方割合
そしり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は、そこに金剛のやうな藝術の力はあつても、花のやうな容貌がなければ魅力の均衡つりあひは保たれる筈がなかつた。みのるの舞臺は、ある一面からは泥土どろを投げ付けられる樣な誹笑そしりを受けたのであつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)