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誹
ふりがな文庫
“誹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そし
83.8%
そしり
9.1%
くさ
2.0%
をと
2.0%
おと
1.0%
けな
1.0%
そ
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そし
(逆引き)
鍬
(
くわ
)
を忘れたと気付き、取り帰ってさすがは烏だ、内の鶏なんざあ何の役にも立たぬと
誹
(
そし
)
ると、鶏憤ってトテコーカアと鳴いたという。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
誹(そし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
そしり
(逆引き)
これを
生
(
なま
)
のまま人に理解を押し付けるといわゆる「
野狐禅
(
やこぜん
)
」とか「
生悟
(
なまさと
)
り」とかいうものになりまして、却って仏教が世間から
誹
(
そしり
)
を招く基になるのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
誹(そしり)の例文をもっと
(9作品)
見る
くさ
(逆引き)
恒「それが何故父さんの仕事を
誹
(
くさ
)
すのだ」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
誹(くさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
をと
(逆引き)
目藥
(
めぐすり
)
の
瓶
(
びん
)
が
歩
(
ある
)
くやうであらうと
誹
(
をと
)
すに、
馬鹿
(
ばか
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
い
)
らあ、それまでには
己
(
おい
)
らだつて
大
(
おゝ
)
きく
成
(
な
)
るさ、
此樣
(
こん
)
な
小
(
ちい
)
つぽけでは
居
(
い
)
ないと
威張
(
ゐば
)
るに、
夫
(
そ
)
れではまだ
何時
(
いつ
)
の
事
(
こと
)
だか
知
(
し
)
れはしない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
誹(をと)の例文をもっと
(2作品)
見る
おと
(逆引き)
似合ふだらうかと言へば、美登利はくす/\笑ひながら、背の低い人が角袖外套に雪駄ばき、まあ何んなにか可笑しからう、目藥の瓶が歩くやうであらうと
誹
(
おと
)
すに、馬鹿を言つて居らあ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
誹(おと)の例文をもっと
(1作品)
見る
けな
(逆引き)
まあ、十人が十色のことを言つて、
誹
(
けな
)
したり
謗
(
くさ
)
したりする、
稀
(
たま
)
に蓮太郎の精神を
褒
(
ほ
)
めるものが有つても、寧ろ其を肺病の
故
(
せゐ
)
にして
了
(
しま
)
つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
誹(けな)の例文をもっと
(1作品)
見る
そ
(逆引き)
寸分
(
すんぶん
)
異ならぬ同一事実のものでも、
見
(
み
)
ようによりては
褒
(
ほ
)
めることもできれば、
誹
(
そ
)
しることもできる。賞することも
罰
(
ばっ
)
することもでき、殺すことも
活
(
い
)
かすこともできる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
誹(そ)の例文をもっと
(1作品)
見る
誹
漢検準1級
部首:⾔
15画
“誹”を含む語句
誹謗
誹毀
腹誹
誹諧
誹譏
誹議
誹毀讒謗
誹笑
誹語
誹論
誹諧哥
誹謗者
“誹”のふりがなが多い著者
樋口一葉
吉川英治
アリギエリ・ダンテ
正岡子規
中里介山
新渡戸稲造
作者不詳
小栗虫太郎
南方熊楠
谷崎潤一郎